阿弥衣 1領

(画像提供・愛知県総務局総務部法務文書課県史編さん室)
分類 | 県指定有形文化財 |
種別 | 美術工芸品(工芸品) |
所有者 | 稱名寺 |
指定年月日 | 昭和36(1961)年3月30日 |
寸法 | 身丈121.2cm 衽78.8cm 袖丈63.6cm |
時代 | 鎌倉 |
時宗二祖他阿真教(たあしんきょう、1237-1319)の着衣と伝えられ、十二光筥(じゅうにこうばこ)を負う際に着用したもの。麻の繊維を横に並べ米俵を編むようにして作ったもので、いわゆる織物ではない。形状は一般の法衣に似て、広袖で襟が裾にまで及び、襟には黒麻布を用い、それに細かい雑巾刺(ぞうきんさし)を施してあるという特異な衣である。十二光筥と同時期のもので、共に珍重されるべき遺品である。
この記事に関するお問い合わせ先
碧南市役所 教育部 文化財課
電話番号 (0566)48-6602
教育部 文化財課にメールを送る
ページID 13576
更新日:2020年03月27日