明月記断簡 1幅

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更新日:2020年03月11日

明月記断簡 1幅
概要
分類 市指定有形文化財
種別 美術工芸品(古文書)
所有者 碧南市(碧南市藤井達吉現代美術館保管)
指定年月日 平成31(2019)年3月7日
寸法 30.8×52.5cm
品質・形状 紙本墨書 軸装
時代 鎌倉時代

 

平安末期から鎌倉初期の貴族・藤原定家(1162-1241)の日記『明月記』の原本から離れた一紙。本断簡の記事は、内容から建暦2(1212)年3月9日条と推定される。僅かに紙背文書の痕跡が残り、天地界線なし・紙背文書ありの時期と原本の様態面で矛盾もない。定家本人の筆跡とみなされ、新出の『明月記』本文ともなる貴重な一紙である。附属資料より、茶人で学問愛好の大名・伊勢神戸(かんべ)藩主の本多忠統(ただむね、猗蘭侯、1691-1757)ゆかりの品と分かる。

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