わが家のマイ・タイムラインを作りましょう

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更新日:2025年04月01日

マイ・タイムラインとは

自然災害に対しては、事前に情報を集め「この場合にはこうする」と、判断しておくことが、命を守ることにつながります。自然災害の危険性や避難場所などを示した「ハザードマップ」を確認して、事前にどのような行動をするかマイ・タイムラインを使って考えましょう。マイ・タイムラインは台風・大雨や地震などのときに「いつ」「誰が」「どのように行動するか」を時間の流れに沿って考えておくものです。
いざ、というときに役立つマイ・タイムラインを作ってみましょう。

 

マイ・タイムラインの作り方

作り方1 誰と逃げる?

誰と避難するかで、避難に必要な行動が変わります。
何人家族か、家族以外の誰かと一緒に避難するかどうかをシートに記入してください。
また、家族の携帯電話番号や職場・学校の電話番号などの連絡先を記入してください。
「災害用伝言ダイヤル171」または「災害用伝言版web171」に登録する電話番号を決めて記入してください。

作り方2 自宅の危険をチェック

台風や大雨になったとき、地震が起きたとき、自宅にはどんな危険がありますか。
ハザードマップを見て、具体的な災害リスクを記入してください。

作り方3 どこに逃げる?

洪水と高潮に分けて避難する場所を記入しましょう。
親戚・知人宅などへの避難の場合は、各市町村のウェブサイトなどでハザードマップを確認しましょう。

浸水継続時間が長い区域では

自宅の浸水が長期化した場合にはさまざまな問題が発生します。浸水継続時間が長い場合は、浸水継続時間+1日程度の水・食料・携帯トイレを持って垂直避難する必要があります。

 

  1. 浸水が長期化した場合の問題
    • 大雨・台風・浸水深が深い場合には、家から外へ出られない
    • 備蓄していても水や食料等がなくなる
    • 衛生環境が悪化する
    • 病人が出た場合に対応が難しい
    • 定期的な診療を受けている人は診療を受けられない等

  2. 電気、ガス、水道が止まることによる一般的問題
    • 停電等により情報を得ることができなくなる
    • 生活環境が悪化する

  3. 高層階での課題
    • エレベータが止まり、階段での移動を余儀なくされることから、高層階特有の問題が発生する
    • 低層階からの水·食料等の救援物資が調達しにくくなる
    • 病人が出たとき、階段での移動は困難を極める等

  4. 孤立した場合の問題
    • 体調を崩した場合の対応が難しい
    • 情報を得られない場合、不安になる

 

自宅にとどまることはできるか?

2階建てで、浸水が3m以上でなければ、自宅にとどまることも可能です。
自宅にとどまることができない場合は、マイ・タイムラインに避難先を記入しておきましょう。
記入した後は、避難先までの経路に危険がないかも確認しておきましょう。

作り方4 いつ逃げる?

避難に際して手伝いや補助が必要な方、体力や健康に不安がある方と避難する場合は、早めの避難が必要です。いつ、どのタイミングで避難するかを考えて、「高齢者等避難」または「避難指示」から選んで「避難開始」にチェックを入れてください。

避難するタイミングを考えるポイント

平屋建ての場合に浸水深0.5m以上、2階建ての場合に3m以上、3階建ての場合に5m以上の浸水となる区域や、家屋倒壊等氾濫想定区域からは、早期立退き避難が必要です。
家屋倒壊等氾濫想定区域は、堤防決壊による氾濫流、または、河岸侵食により家屋が倒壊する可能性がある地域です。家が破壊されたり、流されたりするため早めに避難してください。

さまざまな情報を参考に早めの避難行動を

市は、気象庁や国、県が発表する情報や、市内の巡回状況などから避難情報を発令します。市の避難情報だけではなく、周囲の状況を見ながら、早めの避難行動をお願いします。

警戒レベル

※緊急安全確保は、すでに災害が発生、または切迫している状況であり、避難先へ行くことは命が危険な状態です。緊急安全確保が発令された際は、建物の上層階への移動、がけから離れた部屋への移動など、その場でとることができる行動が必要です。

災害時の警戒レベルについては、こちらをご覧ください。

作り方5 いつ何を確認する?

身の危険がせまったときに、あわてることなく避難するため、どんな情報をみて避難を開始するか、事前に整理しておきましょう。
例えば、避難の準備は自宅周辺や気象の状況により、人それぞれ違います。該当する項目にチェックを入れ、「いつ」「何をする」かを決めておきましょう。

情報の確認方法

災害に関する情報は、複数の方法で確認できるようにしておくと安心です。

  1. 携帯電話、スマートフォン
    • 緊急速報メール
    • 碧南市LINE公式アカウント
    • へきなん防災メール
    • 停電情報お知らせサービス
    • キキクル(警報の危険度分布)
    • 川の防災情報(河川水位、河川カメラ画像)

  2. 固定電話
    • 災害用電話サービス

  3. テレビ、ラジオ、同報無線
    • テレビ
    • ラジオPitch FM(ピッチエフエム)(83.8MHz)
    • 同報無線

作り方6 地震発生!どうする?

地震が発生したら、すぐに3つの行動(シェイクアウト)をしてください。

シェイクアウト

避難が必要な場合は、一時退避場所を記入しておきましょう。
記入した後は、避難先までの経路に危険がないかも確認しておきましょう。

南海トラフ地震臨時情報(巨大地震警戒)が発表されたら

次の巨大地震に備えて、とるべき行動を考えておきましょう。事前避難対象地域内の方は、1週間程度事前避難をする必要があります。避難先(碧南市文化会館)や必要なものを検討しましょう。対象地域外の方は、日ごろからの地震への備えを再確認しましょう。

大津波警報、津波警報が発表されたらすぐに避難!

大津波警報:木造家屋が全壊・流出し、人は津波による流れに巻き込まれます。
津波警報:標高の低いところでは津波が到達し、人は津波による流れに巻き込まれます。
わずかな深さの津波であっても、人が巻き込まれた場合、流されて命の危険があります。

沿岸部や川沿いにいる場合には、ただちに高い場所へ避難してください。遠い場所を目指すより、近くの高い場所を目指すことが重要です。
碧南市は標高が高い場所が少ない特徴があります。沿岸部の工場周辺は標高が高く津波の浸水は想定されていません。産業道路(国道247号)を目指して避難してください。ハザードマップには、避難方向の目安を青色の矢印で示しています。安全な場所への移動は産業道路を使用して、北上してください。

マイ・タイムラインを作ってみましょう

碧南市が令和7年2月から3月にかけて全戸配布したハザードマップに、「わが家のマイ・タイムライン記入シート」と「碧南市防災ハンドブック」が同封されています。
「碧南市防災ハンドブック」にはマイ・タイムラインの作り方が書かれていますので、是非ご活用ください。

マイ・タイムライン記入シート

Yahoo! 防災速報アプリを活用しましょう

お手持ちのスマートフォンに、「Yahoo!防災速報」アプリをダウンロードしませんか?「Yahoo!防災速報」アプリでは、

  • 碧南市が発信する災害情報がアプリ上に通知されます
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この記事に関するお問い合わせ先

碧南市役所 市民生活部 危機管理課

  • 危機管理係 電話番号 (0566)95-9874
  • 地域防災係 電話番号 (0566)95-9875

市民生活部 危機管理課にメールを送る