全国トップクラスの生産量!夏の花「クルクマ」の出荷最盛期

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更新日:2023年08月01日

早朝の収穫作業を取材

生産量が県下1位、全国3位の碧南特産の夏の切り花「クルクマ」の出荷が最盛期を迎えています。

令和5年7月24日(月曜日)、クルクマを栽培・出荷するJAあいち中央碧南クルクマ部会の生産者のハウスで、収穫風景を取材しました。

クルクマ農家の朝は早く、収穫作業は朝の5時から始まります。

夏の暑い昼間に行うのではなく、朝方の涼しい時間に収穫をするほうが、水揚げが良いという理由からです。

1本1本、適期を見極めながら、丁寧に切っていきます。

ブライダルやフラワーアレンジメントに

クルクマは、暑さに強く、ハスの花に似ていることから、今までは主に仏花として用いられてきました。

しかし、最近では花持ちの良さ、そして、華やかさからブライダルやフラワーアレンジメントの需要が増え、人気が出てきています。

花1本でも見ごたえがあり、ご家庭でも、一輪挿しに飾るなど、様々な場所やシーンで飾ることができます。

特に、碧南産のクルクマは、暑い夏でも花持ちが良いと市場関係者から高い評価を受けています。

取材に協力いただいた副部会長の伊藤さんは、「水換えをし、切り戻しをすると2週間ほど楽しむことができます。ぜひ、リビングや玄関などに飾ってほしいです。」と話してくださいました。

新たな特産品としてブランド化を推進

伊藤さんが所属するJAあいち中央碧南クルクマ部会は、全国トップクラスの生産量と品質の高さから、新たな碧南の特産品としてのブランド化の取組を強化しています。

市民の皆さんにもまだまだ知られていないといった現状も踏まえ、7月3日(土曜日)にはあおいパークで「クルクマ・マーケット」と題して、市内の生花店と協力して、クルクマの展示販売会を開催しました。

開始前から50人以上が行列を作るなど、大盛況に終わりました。

市を挙げてPRに協力

また、7月6日(木曜日)には、市制施行75周年を記念し、75本のクルクマで作った花束などを携えて、碧南市長を表敬訪問し、生産者と一緒になって市もPRに協力してもらうよう要請されました。

市長も「東京などの都市圏では、クルクマは仏花というよりは贈答用に使われる高級な花。市もPRをがんばります。」と答えました。

市では、市民の皆さんに「クルクマ」を知っていただくため、広報へきなん8月号の表紙と巻頭カラー特集でクルクマを紹介する記事を掲載しています。栽培する生産者、魅力を引き出す生花店、それぞれの立場でクルクマについてお話しいただいたインタビュー記事となっています。

市内の一部生花店、あおいパークの産直でどうぞ

クルクマは、部会とともにクルクマをPRする「おうちに花を飾りましょうプロジェクト」に参画する市内一部生花店や、あおいパークをはじめとしたJAあいち中央の産直市場で購入することができます。

ぜひ、みなさんも手に取って、クルクマを飾ってみませんか?

合言葉は、「おうちに花を飾りましょう」

市内の次の4店舗の生花店でも取り扱いがあります。(要事前予約)

【花の色】

碧南市鶴見町4丁目16-1 電話0566-41-5777

【Flower’s&Co.】

碧南市中町3丁目27 電話050-3593-8783

【Coeur de Maman】

碧南市鶴見町2丁目31-1 電話090-7688-9357

【TRENTA flowers】

碧南市作塚町1丁目59 電話090-7600-0761

この記事に関するお問い合わせ先

碧南市役所 経済環境部 農業水産課 農政振興係
電話番号 (0566)95-9896​​​​​​​

経済環境部 農業水産課 農政振興係にメールを送る