新しい認知症観

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更新日:2026年01月21日

『新しい認知症観』とは

令和6年(2024年)1月、認知症の人が尊厳を保持しつつ希望を持って暮らせる社会の実現を目指すため「認知症基本法(正式名称:共生社会の実現を推進するための認知症基本法)」が施行されました。同年には、認知症に関する施策を進めていくための認知症施策推進基本計画が取りまとめられ、その中で、「新しい認知症観」が示されました。

「新しい認知症観」とは、認知症になったら何もできなくなるのではなく、認知症になってからも、一人一人が個人としてできること・やりたいことがあり、住み慣れた地域で仲間等とつながりながら、希望を持って自分らしく暮らし続けることができるという考え方です。

認知症の人を単に支える対象としてではなく、一人の尊厳のある個人として捉え、経験や工夫を生かしながら、認知症の人がその個性と能力を十分に発揮しながら、共に支えあって生きることができるようにすることが重要です。

認知症観を改めて考えてみませんか~【古い認知症観】と【新しい認知症観】~
【古い認知症観】 【新しい認知症観】
1.他人ごと、なりたくない、目をそらす、先送り 1.わがごと、お互いさま、向き合う、備える
2.認知症だとなにもわからない、できなくなる 2.わかること、できることが豊富にある
3.本人は話せない/声を聞かない 3.本人は声を出せる/声を聞く
4.おかしな言動で周りが困る 4.本人が一番困っている。本人なりの意味がある
5.危険重視、過剰制限しても仕方ない 5.あたりまえのこと(人権)重視。自由と安全のバランス
6.周囲が決める 6.本人が決める(決められるように支援)
7.本人は支援される一方、負担の存在 7.本人は支え手でもある。経験者として大切な存在
8.地域で暮らすのは無理 8.地域の一員としてともに暮らす(施設入所後も)
9.認知症は恥ずかしい、隠す 9.認知症でも自分は自分、自然体でオープンに
10.暗い、萎縮、あきらめ、絶望的 10.楽しい、のびのび、あきらめず、希望がある

認知症地域支援推進員活動ガイド2023年3月版から抜粋

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