帯状疱疹の予防接種にかかる費用の一部助成(碧南市帯状疱疹任意予防接種費助成金)

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更新日:2025年06月20日

希望する人は、接種をする前に申請が必要です!

自費で帯状疱疹予防接種を希望される方に、予防接種の費用の一部助成をします。

この助成は、自費で帯状疱疹予防接種を受ける方へ、費用の一部を公費で助成するものです。(医療機関の窓口で、費用のお支払いが必要です。)

この接種は、予防接種法に基づかない任意接種となります。

任意接種とは、予防接種法で規定されている「定期接種」以外の予防接種です。接種に必要な費用は、原則、個人(予防接種を受ける人)が負担します。任意接種で健康被害を受けた場合は、独立行政法人医薬品医療機器総合機構に基づく救済を受けることになります。予防接種法と比べて救済の対象、給付額等が異なります。任意接種であることを理解のうえ、接種するかどうか検討してください。

なお、今年度より、65歳以上の人を対象とした帯状疱疹予防接種の定期接種が始まっています。この助成制度を利用された方は、今後の帯状疱疹予防接種の定期接種の対象から除外されます。

帯状疱疹予防接種の定期接種について詳しくはこちら

上記のことを理解したうえで、接種するタイミングをよくご検討いただき、助成制度をご利用ください。

帯状疱疹とは

帯状疱疹は、過去に水痘(水ぼうそう)にかかった時に体の中に潜伏した水痘帯状疱疹ウイルスが再活性化することにより、神経に沿って、典型的には体の左右どちらかに帯状に、時に痛みを伴う水疱(水ぶくれ)が出現する病気です。

合併症の一つに皮膚の症状が治った後にも痛みが残る「帯状疱疹後神経痛(PHN)」があり、日常生活に支障をきたすこともあります。

帯状疱疹は、70歳代で発症する人が最も多くなっています。

対象者

以下のすべてに該当する方

  1.  接種日に50歳以上の碧南市民の方(49歳での接種はできません)
  2.  過去に助成を受けたことがない方(他市町村の同様の助成を含む)
  3.  定期予防接種を受けていない方

※助成券を使用して予防接種を受けた後に、遡って接種日以前に住民票を異動された場合は、費用の助成はできません。接種費用は、全額自己負担していただくことになりますので、ご注意ください。

助成が受けられるワクチン

助成が受けられる帯状疱疹ワクチン
 

乾燥弱毒生水痘ワクチン

生ワクチン(ビケン)

乾燥組換え帯状疱疹ワクチン

不活化ワクチン(シングリックス)

接種回数 1回のみ 2回(2回目は1回目の接種から原則2か月後、遅くとも6か月後までに接種する)
接種方法 皮下注射 筋肉内注射
有効性

50~59歳:69.8%

60~69歳:64%

70~79歳:41%

80歳以上:18%

50~59歳:96.6%

60~69歳:97.4%

70~79歳:91.3%

80歳以上:91.4%

予防効果

※1

接種後1年時点 6割程度

接種後5年時点 4割程度

 

接種後1年時点 9割以上

接種後5年時点 9割程度

接種後10年時点 7割程度

副反応

※2

頻度が5%以上の副反応:

発赤44.0%、そう痒感27.4%、熱感18.5%、腫脹17.0%、疼痛14.7%、硬結13.5%

重大な副反応(いずれも頻度不明):

アナフィラキシー、血小板減少性紫斑病、無菌性髄膜炎 

頻度が10%以上の副反応:

疼痛79.1%、発赤37.4%、腫脹24.2%、筋肉痛36.9%、疲労34.6%、頭痛28.3%、悪寒21.4%、発熱16.7%、胃腸症状12.0%

重大な副反応(いずれも頻度不明):

ショック、アナフィラキシー 

 

他の予防接種との接種間隔 他の生ワクチンとの接種間隔は、27日以上必要です。

接種費用

※3

5,000円~8,000円程度 1回あたり20,000円~25,000円程度
助成金額 4,000円 1回あたり10,000円(2回まで)

乾燥弱毒生水痘ワクチン「ビケン」は、明らかに免疫機能に異常のある疾患を有する方及び免疫抑制をきたす治療を受けている方には接種できません。

※1 帯状疱疹後神経痛に対するワクチンの予防効果は、接種後3年時点で、生ワクチンは6割程度、組換えワクチンは9割以上と報告されています。

※2 医薬品添付文書より

※3 接種費用は、医療機関ごとに違います。詳しくは、直接医療機関にお問合せください。

健康被害救済について

帯状疱疹予防接種を受け、万が一障がいを残すなどの健康被害が生じ、その健康被害が予防接種によるもの等と認められた場合、独立行政法人医薬品医療機器総合機構による「医薬品副作用救済制度」により救済を受けることができます。詳しくはこちら

令和7年度 助成券取扱医療機関

助成券は、碧南市内の「助成券取扱医療機関」で使用することができます。

 

助成券取扱医療機関一覧
医療機関名 住所 電話番号

取扱ワクチン

※1

不活化
医)あおい皮フ科クリニック 白砂町3-27 0566-91-7201
医)清風会 岡村産科婦人科 沢渡町29 0566-41-2726
長田医院 源氏町4-36 0566-42-1200
医)十喜会 加藤病院 松本町158 0566-41-6211
医)愛生館 小林記念病院 新川町3-88 0566-41-0004  
医)小林クリニック 立山町1-10 0566-43-0388  
医)衛寿堂 さかべ医院 志貴町2-86 0566-41-1923
医)作塚杉浦クリニック ※2 作塚町3-10 0566-42-5327  
しんかわ耳鼻咽喉科クリニック 久沓町4-64-1 0566-42-8733  
SSC杉浦医院 音羽町2-6 0566-41-0019
医)吉邦会 杉浦こどもクリニック 塩浜町2-22 0566-46-3300  
医)鈴嘉会 SDC鈴木糖尿病内科 東山町3-72 0566-42-5800
医)杉田会 にしばたクリニック 札木町2-74 0566-42-2000  
原田医院 湖西町1-50 0566-46-3655
耳鼻咽喉科ふじうらクリニック 二本木町2-50 0566-43-4567
医)仁聖会 碧南クリニック 植出町1-28 0566-48-5155  
医)iMT 碧南整形外科 緑町2-70 0566-43-5800  
医)沿志会 へきなん中央クリニック 栄町1-44 0566-42-8125
医)堀尾医院 新川町5-108 0566-48-0633
医)みどりの森 みどりの森クリニック 向陽町1-41 0566-43-3773
医)みどり もぎ内科クリニック 中山町1-25 0566-46-6660
医)従天会 山中従天医館 東浦町2-85 0566-41-0707
わしづかクリニック 旭町4-32-1 0566-45-2535
碧南市民病院 平和町3-6 0566-48-50510  

※1 生は、生ワクチン(阪大微研:乾燥弱毒生水痘ワクチン「ビケン」)。組換えは、組換えワクチン(GSK社:乾燥組換え帯状疱疹ワクチン「シングリックス」)。

※2 作塚杉浦クリニックの助成券取扱期間は、令和7年11月までです。

助成券取扱医療機関以外での接種を希望される場合は、健康課にご相談ください。

助成を受けるための手順

1.助成券(碧南市帯状疱疹任意予防接種費助成券)を申請

(1)インターネット(あいち電子申請届出システム)で申請

・申請できる期間は、令和7年7月1日から令和7年12月31日までです。24時間、土日祝日も申請できます。

・あいち電子申請届出システムはこちらから(7月1日より使用できるようになります)

・以下の人は、インターネットで申請することができません。保健センターに持ち物をご用意の上、お出かけください。

以下に該当する人は窓口で申請してください。
インターネットで申請できない人 持ち物
令和7年度帯状疱疹定期予防接種の対象生年月日の人 定期接種の予診票
助成券取扱医療機関以外(市外)での接種を希望する人 希望する医療機関の診察券
助成券を被接種者の住所地(異送付の届出のある被接種の場合は異送付先)以外への郵送を希望する人 申請者のご本人確認ができるもの(例:運転免許証等)

(2)保健センターの窓口で申請

・申請できる期間は、令和7年7月1日から令和7年12月26日までです。平日8時30分~17時に来所してください。即日交付はしていません。

・碧南市帯状疱疹任意予防接種費助成認定申請書はこちら(PDFファイル:236.9KB)からダウンロードすることができます。

2.助成券の発行

・申請から約2週間で、被接種者の住所地(送付の届出のある被接種者は異送付先)に郵送します。

・窓口でのお渡しは、申請日から7日経過後の平日の午後に渡すことができます。

7月1日から15日に申請した場合、7月23日に投函します。窓口でのお渡しも7月23日になります。

3.助成券取扱医療機関に予約をする。

4.助成券・医療機関指定の持ち物を準備して、予防接種を受ける。

5.予防接種費用から助成金の額を控除した額を医療機関に支払う。(予防接種を受けた人に代わって、助成券取扱医療機関が碧南市へ助成金を申請します。)

この記事に関するお問い合わせ先

碧南市役所 こども健康部健康課 庶務係
電話番号 (0566)48-3751

こども健康部健康課 庶務係にメールを送る