知っていますか?高潮と津波の違い

ページID 23182

更新日:2025年06月20日

高潮や津波って何だろう?

高潮とは・・・

台風や発達した低気圧が通過するとき、潮位が大きく上昇することがあり、これを「高潮」といいます。高潮は、主に以下の2つのことが原因となって起こります。

吸い上げ効果

台風や低気圧の中心では気圧が周辺より低いため、気圧の高い周辺の空気は海水を押し下げ、中心付近の空気が海水を吸い上げるように作用する結果、海面が上昇します。 気圧が1ヘクトパスカル(hPa)下がると、潮位は約1センチメートル上昇すると言われています。 例えば、それまで1000ヘクトパスカルだったところへ中心気圧950ヘクトパスカルの台風が来れば、台風の中心付近では海面は約50センチメートル高くなり、そのまわりでも気圧に応じて海面は高くなります。

吹き寄せ効果

台風や低気圧に伴う強い風が沖から海岸に向かって吹くと、海水は海岸に吹き寄せられ、海岸付近の海面が上昇します。 この効果による潮位の上昇は風速の2乗に比例し、風速が2倍になれば海面上昇は4倍になります。 また遠浅の海や、風が吹いてくる方向に開いた湾の場合、地形が海面上昇を増大させるように働き、特に潮位が高くなります。

出典 気象庁ホームページ

津波とは・・・

地震が起きると、震源付近では地面が持ち上げられたり、押し下げられたりします。地震が海域で発生し、震源が海底下の浅いところにあると、海底面の上下の変化は、海底から海面までの海水全体を動かし、海面も上下に変化します。このようにもたらされた海水の変化が周りに波として広がっていく現象のことを「津波」といいます。

碧南市は地震発生55分後に第一波の津波が到達すると予想されています。津波は巨大な水の塊であり、時速40キロメートルほどの速さで押し寄せてくるので、警報などが出たらすぐに避難する必要があります。また津波は繰り返し押し寄せてくるので、海岸付近には絶対に近寄らないでください。

出典 気象庁ホームページ

河川が逆流して堤防から越水することも

高潮や津波は沿岸部のみの災害ではありません。

台風などにより河川の増水の中、高潮により河川が逆流し、さらに河川が増水し堤防を越え河川が氾濫することがあります。

また津波は河川を遡上して堤防を越える場合があります。

河川の近くにお住まいの方も注意する必要があります。

ハザードマップを確認しよう!

下記リンクからハザードマップを確認し、いざという時に備えましょう。

この記事に関するお問い合わせ先

碧南市役所 市民生活部 危機管理課

  • 危機管理係 電話番号 (0566)95-9874
  • 地域防災係 電話番号 (0566)95-9875

市民生活部 危機管理課にメールを送る