「備えのない一人暮らしを反省」~一日前プロジェクト

【今回の学び】
保存食を備蓄しておくも、もちろん大切なことですが、普段から少し多めに食材、加工品を買っておき使ったら使った分だけ、新しく買い足していくことで常に一定量の食料を家に備蓄しておく方法を“ローリングストック”と言います。
ポイントは、日常生活で消費しながら無理なく備蓄することです。
備えのない一人暮らしを反省
東日本大震災(2011年3月)で被災 - 30代男性の声
仕事中に地震が発生。事務所内はありとあらゆるものが倒れてきましたが、けが人もなく、全員無事でした。
その後、外に出ていた社員の安全と田舎の両親に無事なことを報告、幸いにもタイミングが良かったのか、メールで連絡をとることができて一安心。
その後は一人暮らしの寮に戻りましたが、メチャメチャな状態・・・。
一人暮らしの寮住まいのため、普段は自炊を全くせず、毎日の食事は外食とコンビニで冷蔵庫の中はカラ状態が当たり前でした。
田舎の両親に物資の発送をお願いしようとしましたが、震災発生直後は、宅配便も動かなかったため支援物資も届かず、スーパーもコンビニもダメ・・・。大変な思いをしました。
今回の震災で食料の大切さを感じました。
もし一日前に戻れるなら、缶詰等の食料を買っていたと思います。
一日前プロジェクト
「災害の一日前に戻れるとしたら、あなたは何をしますか」と、地震や水害などの被害に遭われた方々に問いかけました。 「タンスがあんなに簡単に倒れてくるなんて思わなかった。」というお話や、「家族と連絡が取れずとても不安だった。」というような体験談から、私たちは何かを学びとることができるでしょう。
出典:内閣府ウェブサイト https://www.bousai.go.jp/kyoiku/keigen/ichinitimae/index.html
ページID 20264
更新日:2023年12月20日